ピアノ の音がでるしくみ について、ブログでちゃんとお話ししたことがなかったので、数回にわけてお話ししてみたいと思います。
まずは、ピアノの音を鳴らすための重要な部分がどこにあるか、ピアノの全体図で見てみましょう。
上から順にざっくりと・・・
▼チューニングピン
弦の一端はこのチューニングピンで固定されています。チューニングピンには弦が巻き付けられており、調律するときはこのチューニングピンを専用の工具で回し、音律を整えます。
▼ベアリング
弦を支えている部分。ハンマーに叩かれて振動するのは、このベアリングから駒の間の弦。
▼ハンマー
名前のとおり、ハンマーのような形状をしています。このハンマーが弦を打つことで弦が振動し音が鳴ります。
▼鍵盤
ピアノといえば鍵盤が思い浮かぶほど、おなじみの部分です。
鍵盤を押すことで、ハンマーが動きます。
▼弦
鋼でできています。低音の弦は、鋼の弦に銅線を巻かれています。
▼駒
弦の振動を響板へ伝える役割をします。
▼響板
ピアノの背面側にある板です。弦の振動を共鳴させ、大きく美しい音にします。
音響特性に優れた素材が使われています。
▼フレーム
鋳物でできた頑丈な骨組みです。弦の張力を支えるとともに、弦と一体となって振動することで音にも影響を与えます。
▼支柱
背面に柱状の部分です。フレームとともに、弦の張力を支えます。
▼ヒッチピン
弦の一端はチューニングピンに固定され、もう一端がこのヒッチピンで固定されます。
以上。本当にざっくりとしたご案内でしたw
全体のイメージが、なんとなーく掴めたでしょうか?
次回から、もう少し具体的な説明に入っていきたいと思います。
ピアノの音が出るしくみ-2
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