こんにちは!
「ピアノ の音がでるしくみ」連載4回目は、前回に引き続き「弦」のお話しです。
前回は、一音に複数の弦が張ってある理由についてお話ししました。
ピアノの音がでるしくみ -1
ピアノの音がでるしくみ -2
ピアノの音がでるしくみ -3
さて、今回は「複数の弦」の張られ方についてのお話です。
巻線(芯線に銅線が巻かれている弦)の場合は、片方がチューニングピン、片方がヒッチピンで止まっています。
こんな感じ↓
1つの音に対して2本の弦が張ってあるエリアの一部分です。
13音の音に対して弦26本、チューニングピン26本
ヒッチピンもチューニングピンと同じ数
芯線(針金みたいな弦)の場合は、ちょっと違います。
1つの音に対して3本の弦が張ってあるエリアの一部分です。
7音の音に対して弦21本、チューニングピン21本
ヒッチピンは・・・・
7音の音に対して弦21本ですが、ヒッチピンは11本。
弦がヒッチピンでUターンしています。
チューニングピン2本に対してヒッチピン1本。
Uターンしてお隣の音になる部分もあります。
1つの音に対して2本の弦が張ってあるエリアの一部分です。
13音の音に対して弦26本、チューニングピン26本
ヒッチピンもチューニングピンと同じ数
芯線(針金みたいな弦)の場合は、ちょっと違います。
1つの音に対して3本の弦が張ってあるエリアの一部分です。
7音の音に対して弦21本、チューニングピン21本
ヒッチピンは・・・・
7音の音に対して弦21本ですが、ヒッチピンは11本。
弦がヒッチピンでUターンしています。
チューニングピン2本に対してヒッチピン1本。
Uターンしてお隣の音になる部分もあります。
このように芯線は、1本1本チューニングピンとヒッチピンで繋がず、ヒッチピンでUターンする張り方が一般的です。お隣の音とも、関連しているわけです。
(ヒッチピン1本に対し弦1本で張るピアノもあります。)
次回は、また、さらに弦についてお話したと思います。
「ピアノの音がでるしくみ」といいながら、まだ、音を出すところまで進みませんw
これでも、かなり端折っております。
それだけ、ピアノの音がでるまで、いろいろ複雑なことが絡みあっているという事で、
引き続き、どうぞお付き合いください♪